トヨタ式カイゼンやトヨタ式PDCAサイクルなど効率的な働き方にまつわる著書・講演会 / 原マサヒコのページ

「どうすれば出来るか」を考えるべし

どうすればできるか

ビジネスというのは予測通りにはならないものです。PDCAでいえばCHECKでは問題なかったものの、いざACTIONをする際には困難に差し掛かることもあるかも知れません。その際には、是非とも「出来ない理由」を考えずに「どうすれば出来るか」を考えるようにして欲しいと思います。

トヨタでは、後ろ向きな思考がとても嫌がられました。そんな私も入社当初は非常に後ろ向きな性格で、「自分なんて」とか「そんなの無理だ」というようなことをよく口にしていました。

ある時にガツンと怒られたことを今でも覚えているのですが、確か3年目の時でした。店舗で週末のフェアについて議論する営業会議に参加させていただきました。ディーラー店舗ではよく週末にイベントをやっていて、そこでお客様に試乗をしてもらったり商談をするわけですが、やはり「集客目標」というものを設定します。その時は店長が「前回は○人だったけど、今回は2倍の○人を集めよう」と2倍の目標値を口にしたのです。私はとっさに驚いたのですが、その顔を見られたのか「どうした、原。何かアイデアがあるか?」と聞かれ、「いえ、2倍はさすがに難しいんじゃないかと思いまして」と口走ってしまいました。その瞬間です。店長が机をバンと叩いて「やる前から難しいなんて、勝手に決めるんじゃない!どうすれば出来るかを話し合う会議なんだよ!」と声を荒げたのです。私はすぐに謝罪をして、それからずっと俯いてしまいました。しかし、そんな私をよそ目に先輩たちは、集客するためのアイデアを次々と出しながら喧々諤々と議論してていきました。そして、その会議で出たアイデアを実際に試し、集客目標は達成することが出来たのです。

この一連の流れで、私は自分の考えがとても恥ずかしくなり、猛省させられました。店長の言っていたとおり、何かをやる前から「できない」とか「むずかしい」では、できるものもできなくなってしまいます。

あとから知ったのですが、この「できない言い訳よりも、どうすればできるのかを考えろ」というのは、古くからトヨタで伝わる考え方のようですが、これはトヨタだけでなくどの会社でも重要な考え方なのだと思います。

皆さんも「思考は現実化する」というような話を聞いたことはあると思いますが、やはりスポーツ選手でも経営者でも、「成功したイメージを描く」ということをよくされています。「できない理由」を口にするということは、つまり「できないイメージ」を描いてしまっているわけです。ぜひ前向きなイメージを持ちながら、PDCAを回していって欲しいと思います。

 

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