講演会に講師を30万円の予算で呼ぶ場合、どんな講師を呼ぶことができる?

講演会に講師を呼ぶ際、どのぐらいの予算でお考えでしょうか?

式典やイベントなどで講師を呼ぶ場合、すでにある程度の予算が決まっていることが多いものです。

主催者様としては、「だいたい〇〇円ぐらいの予算だけど、どんな講師なら来てもらえるだろうか」「予算を超えずに、参加者が満足する良い講演会にしたい」などと考えることもあるでしょう。

実際、講演会の予算については30万円ほどを見込んでいる主催者様が多いようです。

そこで今回は主に、

・講演会で講師を呼ぶ際の一般的な費用感

・30万円という予算で呼ぶことができる講師

・講師を30万円で呼ぶ場合の注意点

などについて、詳しく解説していきたいと思います。

これから講演会を考えている主催者様は、ぜひ参考にしてみてください。

講演会に講師を呼ぶ場合に掛かる費用

講演会で、できるだけ参加者に喜んでもらうためには「誰を講師に呼ぶか」というポイントが最も重要になります。ただ、そこで気になってくるのが講師を呼ぶ場合の費用でしょう。

主催者側が講演会で講師を呼ぶための予算は、式典やイベントによってもさまざまですが、「30万円」というラインがかなり多いようです。

ただし、依頼にかかる費用は講師によってかなりの幅があり、なかには100万円以上かかる場合もあったりします。費用は、高い順におよそ次の4つに分類されます。

・101万円以上

・61万円以上~100万円

・31万円以上~60万円

・30万円未満

まずは上から順番に、それぞれどのような講師が呼べるのか見ていきましょう。

101万円以上

101万円以上の費用で呼べるのは、専門性や実力に加えて知名度も抜群な講師です。スター性があり、登壇するだけでも会場の空気が変わるような、プレミア感を演出することができるでしょう。

たとえば、オリンピックなどの世界大会に出場経験のある元トップアスリートや、世界を舞台に活躍したモデル、著名な実業家などが挙げられます。

舞台としては、企業の大規模な式典や、自治体の特別なイベントなどで呼ばれることが多いでしょう。

61万円以上~100万円

61万円以上~100万円の費用で呼べる講師としては、テレビなどのメディア露出が多い専門家や、スポーツ選手などが挙げられます。

たとえば、ワイドショーでコメンテーターとして出演することも多い「タレント弁護士」や人気の高い元プロ野球選手、教育評論家などが挙げられます。

こうした講師はもともと人気が高いため、参加者も募りやすく講演会も華やかなものになるでしょう。

31万円以上~60万円

31万円以上~60万円の費用で呼べるのは、何らかの専門家であり、時にはテレビなどで解説やコメントをすることもあるような講師です。たとえば、著名な大学教授や経済ジャーナリスト、美容家などといった肩書の方々でしょうか。

その道の専門家で、かつある程度の知名度もある方が多いので、講演会に特別感を添えてくれることでしょう。

続いて、主催者側が組む予算として多く見られる「30万円ほどで呼べる講師」について詳しく見ていきましょう。

30万円で呼べる講師とは?

30万円という費用でも参加者に喜んでもらえる講師は呼べるのでしょうか。ここまでの金額感で呼べる講師を紹介してきて、「30万円だとダメかな……」と不安に感じた主催者の方もいるかもしれません。

安心していただいて問題ありません。30万円で呼べる講師でも、講演会は十分成功させることができます。

では、具体的に「30万円で呼べる講師」とはどういった講師なのか、説明していきましょう。

講演会 講師

30万円でも魅力的な講師は呼べる

30万円という費用で呼べる講師にも、「教育」「福祉」「人権」「経済」「美容」など幅広い分野の専門家が数多くいます。

メディアへの露出については、ある方もいれば無い方もいるでしょう。こうした講師陣のなかには、セミナー講師や企業の研修講師などで活躍されている方も多く、講師としての経験は豊富です。

そのため、自身の専門知識や経験を、講演会の一般参加者にわかりやすく伝えることに長けています。いわゆる「聞かせる力」に関していえば、高額の費用がかかる講師に勝るとも劣りません。

参加者の興味や関心にマッチさえすれば、非常に費用対効果の非常に高い講演会となるでしょう。30万円で呼べる講師でも、参加者に充実した時間を体験してもらうことは可能なのです。

講師を30万円で呼ぶ場合の注意点

講演会の主催者としては、「30万円で参加者に喜んでもらえる講師が呼べるのなら安心」というところでしょうが、一方で注意点もあります。

講師を30万円で呼ぶ場合の注意点は、大きく分けて次の3つです。

・事前の計画

予算総額の把握

・経費処理

ひとつずつ詳しく説明していきましょう。

講師を30万円で呼ぶ場合の注意点(1)事前の計画

どのような講演会であっても、「事前の計画」が成功につながっていくものです。30万円で講師を呼ぶと決めたら、次の5点についてはしっかりと計画を立てておきましょう。

(1)イベントの目的を確認する

イベントには必ず目的があります。

企業の研修や見込み客を集めるためのセミナー、自治体による地域活性施策など、「それを行うことで何を達成したいのか」という目的を確認してから以下のような細部の計画に移りましょう。

(2)参加者(聴衆)を確認する

講演会にどのような人が参加するのか(参加してもらいたいのか)を確認することも重要です。たとえば、生命保険会社などが開催する無料セミナーなら「マネープランに興味がある30~40代の女性」など、参加者を明確にすることで、どのようなテーマの講演にするかが見えてくるはずです。

(3)講師を決める

ここまでで講演会の参加者や目的が明確になったら、講演料30万円で呼べる講師を選びましょう。今はインターネットなどでも金額からテーマに合った講師を探すこともできます。

直接、講師個人に依頼をする方法もあれば、エージェント会社に依頼をするといった方法もあります。

(4)会場を決める

会場は、参加人数や目的などによって慎重に選ぶ必要があります。会場の規模だけでなく駐車場の有無やアクセスの良さ、プロジェクターや音響など設備の充実度などのチェックも必要です。

また、会場を借りる時期によってレンタル料が割高になる場合もあるので注意しましょう。

(5)宣伝方法を決める

社外など広く一般から参加者を募る場合、告知や宣伝の方法も決めなければいけません。

会報誌やチラシ、インターネット広告などを活用して宣伝し「せっかく開催したのに席がガラガラ」などということがないようにしましょう。

また、宣伝をするにも費用が発生します。どれぐらいの宣伝費がかかるのか、あらかじめ調べて予算化しておきましょう。

講師を30万円で呼ぶ場合の注意点(2)総額の把握

講演会の計画が進んでいくなかで、意外と見落としがちなのが予算総額の把握です。

講演にはさまざまな経費がかかります。「講演料」が30万円だとしても、前述したように「会場費」や「広告・宣伝費」なども発生します。

また、講師を呼ぶ際に「講演料」以外にも諸経費がかかることは見落とされがちです。講演会場までの交通費、宿泊を伴う場合の宿泊費、講師のスタッフも同行するようであれば、その分の交通費も主催者側の負担となりますので、予算として見込んでおきましょう。

さらに、講師によっては講演でスクリーンやプロジェクターなどの機材を使用することもあり、機材が無ければレンタル費用なども必要になります。

こうした「講演料」以外の「講師に係る費用」についても、あらかじめ予算として想定しておく必要があるでしょう。

講師を30万円で呼ぶ場合の注意点(3)経費処理

講師が法人ではない場合、「講演料」には支払い時に源泉徴収*の義務があり、主催者側が負担する交通費や宿泊費などの諸経費も同様の扱いになります。

*源泉徴収…支払金額から所得税および復興特別所得税を差し引いて国などに納付すること

源泉徴収の計算式は以下の通りです。

講演会の講師に30万円で依頼する場合の源泉徴収

出展:国税庁HP No.2795 原稿料や講演料等を支払ったときhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2795.htm


<講演料が30万円で、交通費などの諸経費が10万円の場合>

源泉徴収する額:400,000円×10.21%=40,840円
講師に支払う額:400,000円―40,840円=359,160円


少し面倒ですが、法令で決められていることですので、相手に迷惑がかからないためにもしっかりと源泉徴収をして支払いをしましょう。

ただし支払先が法人であれば源泉徴収は必要ありません。手間のかかる経理上の事務作業も任せることができ、主催者側としては安心でしょう。

主催者は経理以外にもさまざまな準備や手配、当日の運営などで多忙です。自分たちの手を煩わすことなく確実に経理処理を進めたいのであれば、講師を依頼する際には法人格の個人講師か、エージェント会社から選ぶと良いでしょう。

講演会で講師を依頼するなら”法人格の講師”が安心

講演会を開催するには、前もってよく練られた計画が必要です。

また、講演会をより良いものにするには、講師にも企業側の望む「講演会像」を共有しておきましょう。そのためにも「講演会の成功」という講師と主催者側の共通の目的に向かって綿密な打ち合わせを行うと良いでしょう。

ただ、エージェント会社に所属する講師を選んだ場合、なかなか主催者側と講師の直接のコミュニケーションがとりづらい傾向があります。

一方、個人講師は直接のやり取りが叶いますが、経理処理などで主催者側の負担が大きくなってしまうかもしれません。

その点、「法人格を持つ個人講師」であれば、密なコミュニケーションで主催者側とワンチームとなって講演会の成功を目指すことができ、かつ面倒な経理処理も任せられます。

これから講演会の講師を探すのであれば、法人格を持つ個人講師に依頼するのがベターと言えるかも知れません。

30万円で講演会の講師を依頼するなら原マサヒコへ

前述した通り、「法人格を持つ個人講師に依頼するのがベター」なのですが、30万円という予算で講演会講師をお探しなのであれば、ぜひ原マサヒコへご依頼ください。

法人格を持つ個人講師の原マサヒコは、元メカニックという経験をもとに、「カイゼン」や「5S」、「時短」などのテーマでこれまで500回以上の講演を行っており、参加者からも非常に高い満足度と評価を得ています。

下記のページよりお問い合わせいただきますと、直接、講師に相談することができます。講演を検討されている場合には、ぜひお問い合わせくださいませ。

費用につきましても下記のページに記載していますが、交通費などの諸経費込みで30万円以内に収まるケースがほとんどです。また、支払いは事後振り込みで構いません。※法人として取引しますので、源泉徴収などの必要もありません。

講演テーマや講演実績などは下記のページにまとめてあります。ダウンロードできる資料もご用意しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

     ↓↓↓

◆原マサヒコ 講演依頼 https://kouen.haramasahiko.com/

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